「My箸」を作ったよ♪


昨日は、仕事半分、趣味半分で 取材かたがた「My箸づくり講座」に参加。 


前の仕事が押してしまって10分ほど遅刻して会場へ到着すると、
説明が終わって いよいよみなさん作りはじめようかというところ。
ワタシも慌てて木を選び、作業台の横について制作開始! 


木は、事前に読んでおいた本によると「イチイ」がいいらしかったけど 
残念ながら 昨日はイチイはなくて、アオダモかメープルからの二者択一。 
アオダモイチローがバットに使ってる木なんだって。
I先生(←主旨としてはこの方に会いに行った)に 色や木目が似たのを2本選んでね、
と言われて じろじろ木材を眺めたけど アオダモの方は ワタシの好みからは
ちょっと白すぎるのと、木目の難しそうなのばっかりだったんで メープルをチョイス。


まずは、生まれて初めてのカンナ作業♪
最初のうち、カンナがすべって 削るたびに面が波打つようになってしまって
こりゃ困った・・・と思ってたけど I先生に細かく指導していただいてるうちに
30分後には いい音で木が削れるようになったよ(^^v)


まず、先を削って細くして それから身の方を好みの細さになるまで削る。
ワタシは いかにも「ごはんたべてます!」って感じがするような 
ちょっとどっしりした箸が欲しかったんで 身の方の削りは少なめ。
でも、2本を同じ太さになるようにするのが難しかったなあ。 


それから、角を削って持ちやすい形に整形。
何度も手に取って、自分の持ちやすさを確かめながら ごしごし削る・・・ 
削りカスが、すっごくいい匂い。楽しーい(^o^)


いい感じになってきたところで 今度はサンドペーパー登場。
ワタシは NLPのVAKで言うところの身体感覚優先型なんで、手触りにはこだわるタイプ。
なので、丁寧に、丁寧に、サンドペーパーをかけた。
指導してくれる係の方も「わ、すべすべですね!」と、にっこり笑顔♪



そして、焼き印。
中学生の頃から自分のマークにしている ぐるぐる模様を箸の上の方に描く。
専用の電気のペンがあって 少し押し付けるようにしながら模様を描くと
今度は 焼けた木の匂いがふわっと漂う。これもまた、いい匂い! うふふふふ(^m^*)


最後の仕上げは、米ぬかのオイルで拭き拭き。
ツヤツヤに仕上がったメープルの箸は ハチミツみたいないい色で
持ち心地も、もちろんワタシ好み☆ 嬉しいなあ・・(^^*)



全員が終わったところで I先生から少しだけレクチャ。
CO2のこと、地球規模での環境のこと、木の家具と金属の家具の違い、などなど
興味深いことをたくさん伺った。


中でも 箸のコトで言うと・・・


いま、日本で使われてる割り箸って 一年間で250億本!(ひょえー!)
そして、そのうち90パーセント以上がMade in Chinaなんだって。


んで。
木っていうのは、本来、アオダモが一番白いくらいで それほど白いものじゃない。
でも、普通に出てくる割り箸って どんな木より白いよね。元は杉の筈なのに。
・・・・ていうことは、割り箸になって出てくる木は ものすごく強烈に
思いっきり漂白されてる、っていうコトなのだ。(うわー! そうなのか >_<)


箸ってさ 直接口に入れるもので 毎日2、3回は必ず使うものじゃん?
だから どんなモノでできているのかって大事にしたいよね・・・


ま、そういうオハナシがなかったとしても。


自分で作って めちゃ気に入ってるんで 
今日から毎日持ち歩いちゃうつもりでいるんだけどねっ o(^-^)o