葉っぱはなぜ緑なのか

今日は、いま、編集の方のお仕事で ご協力をいただいている先生から 
とっても興味深いお話を伺った。
その方は もと大学で物理学を教えていらした方なので お話といったら
ニュートンから相対性理論まで どんどん出て来ちゃうから 
とにかく面白くて お会いしてる時間があっという間なんだけど
その中でも、特に興味深かったお話。



葉っぱは なんで緑色なのか?



わたしも知らなかったんだけどね、太陽光をスペクトルで分けると 
緑色っていうのがいちばん分量が多いんだって。


って、ことは 緑色をしてたら ホントは不利なの。


だって 緑色っていうことは イコール、緑色を反射してるってことなわけで
光の一番オイシイところを 自分では受け取りませんよ、って言ってるのと同じことになっちゃう。 



ところが・・・・


現実には 地球上で一番種類が多くて 一番繁栄してる生き物って、植物なのよ。


大きいの小さいの、太いの細いの、それぞれ個性はあるけど どれをとっても緑色。
つまり、一番不利な筈の生物が 一番繁栄してるってコトになるってわけ。


つまり。


「自然界では強い者、有利な者が生き残る」っていう説は 
実はだから ちょっと現実に合わないのだ。



現実には。



他の生き物に「お先にどうぞ」が言える種。
「一緒にいよう」を表現する種が いちばん繁栄してる。 





ね。この話、面白いと思わない?