夢の責任
スキーは男性名詞
スカヤは女性名詞
キエフスキーは鉄道駅が男性名詞だから語尾がスキーで
キエフスカヤは地下鉄駅が女性名詞だから語尾がスカヤになる。
要するに、だからこれはキエフなのだ。
キエフと言えば、バレエとオペラのキエフ。
かつて ボリショイ、キーロフと並ぶ3大バレエ団と讃えられたキエフ。
森の都キエフ。
だがしかし、この問題のキエフスキーは、そのキエフに行ける路線とつながる駅の名前で、モスクワ市内にある。ウクライナじゃない。うう、まぎらわしいな。
ええ・・・ここで、毎度ばかばかしいお話を一席。
むかしむかし。
翻訳ファンタジー好きのボーっとしたお子さんが、ある日、ムシのいいことを考えました。
いろんな国の言葉を勉強するのは大変だから無理だけど、誰かが一度日本語にしておいてくれたら、わたしが物語をホンヤクしてあげるのに。
きっときっと、面白い本にしてあげるのに。
そんなことを思いついたきっかけは、ある1冊のお気に入りの本。
同じ本が好きだという友達と、どうも話が合わないと思ったら、同じ原書を 別々の出版社が出していたという「事件」。
そこで彼女は気づいたのです。外国語で書かれた物語は、日本語になるとき、「ホンヤク」次第まるで別のお話になってしまうということに。
そして、時は過ぎ・・・
今回はですね。原作ロシア語ってことで、かなりヤられてるって状況ナリ。
なんで同じヤツがしょっちゅう名前を変えるんだー(>_<)
夢には、責任が伴うらしい。